ありえないことが起こる
それがアメリカ。
今日アパートの窓を新しくしてもらいました。窓枠が歪んでいて開け閉めがしづらく、おまけに持ち手が割れていて、ロックもできない状態でした。悲惨。
そもそも入居した日にアパートのマネージャー、マリオ(仮名、ラティーノ、訛り強)に「窓壊れてるから来週とりかえるね」といわれ、何も起こらないまま大方3ヶ月経っていたのでした。そしてようやく今朝9時からこのアパート専属の技師、アントニオ(仮名、ラティーノ、スペイン語しか喋らない)がやってきて作業が始まりました。
窓を取り替えると言っても、窓枠から全て取り替えるので想像以上に大掛かり。周りの壁(木)をノミみたいなもので割って取り払って、古い窓枠をはずし、新しい窓枠を取り付ける、、
古いのを取り外すところまでは順調だったのですが、新しい窓枠を入れたときに異変が。
あれ、明らかに窓でかくね?
じっと後ろから様子を見ていたのですが、どう見ても新しい窓枠は縦に長い。どう少なめに見積もっても7cmは長い。それを無理やり押し込めようとするアントニオ(仮名)。えええーやめてーと思っていたら、アントニオはため息をつき、今度は壁を削り始めました。最初は上側。しかしやりにくかったのか途中でやめ、下側をガンガン削り始めました。大丈夫かいなー、大丈夫ちゃうよなーと思いながらどうしようもないのでうしろでゴソゴソしながら様子を見ていました。
そしていよいよ窓枠を取り付けます。やった、今度ははまった!そして壁の削った部分にセメントを塗ってから外していた窓をはめ込みました。
ん、窓閉まりきってなくない?
わかります?この矢印のところが重なってないといけないんです。しかし持ち手が引っかかってこれ以上手前の窓を下げられない!なぜならアントニオが下側の壁を削る時に窓の持ち手があることを考慮していなかったから。。。見ての通りロックもできません😇
私(英語)「窓ちゃんと閉まりきってないで。鍵締まらへんやん。」
アントニオ(スペイン語)「大丈夫大丈夫、ちゃんと窓動くよー。(開け閉めしてみる)」
私「ちゃうって。鍵!(動かして指摘する)」
アントニオ固まる。(え、気づいてなかったん)
私「しかも隙間風入って寒いねんけど。」
アントニオ「マリオ、トゥモロー、オーケー?」
私「あー、マリオが明日確認しにくるから待てって?」
アントニオ「Si.」
私ため息。
帰り際にもう一度
アントニオ「明日マリオくるから!」
私「Okay, Mario will come check it out tomorrow, right?」
アントニオ「Si, si, チェキラー☆」
アントニオが帰ったのは午後4時でした。作業中部屋から出るわけにもいかないので、課題したり、本読んだり、ネットサーフィンしたりして時間を潰していたのですが、できあがったらこれだったので、なんだか疲れ果ててしまいました。
ほんとにこれ、どうしよう🙃
はたして明日ちゃんとマリオは来てくれるのだろうか。
それではまた🙂
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